『私は看護師に向いていないかもしれない・・・。』そう思ったことのある人は大勢います。何かに躓いたとき、やりたいことがわからなくなっとき、きつい指導が続いたとき・・・いろいろな場面で思うはずです。
他のみんなはどんなときに感じているのでしょうか?また、どう対処しているのでしょうか?
看護師に向いていないと思うとき
他のみんなが『私は看護師に向いていない・・・』と思うときを挙げてみましょう。
- 以前指導されたことをまた指導された時
- 患者様とのコミュニケーションがうまく取れない時
- 仕事が時間内に終わらず、みんなに迷惑をかけてしまった時
- 注射や看護処置が何度やってもうまくいかない時
- 看護師の仕事が好きになれない・・・
- 患者様の死と向き合えない
自分は看護師に向いていないと思うときは様々ですが、上記のような理由が多いです。
では、どうすれば解決へ向かうことができるのでしょうか?
なぜ向いていないと思うのか
私は看護師に向いていない、と思う人はその理由を深く掘り下げてみましょう。
一度指導されたこと何度も指導されているから看護師に向いていないという人は、『どうして何度も指導されるのか』を考えます。自分が教えてもらったことを忘れてしまうから?以前指導された内容と今回指導される内容がちょっと違う?理由がわかれば注意することができます。忘れてしまうならメモを取れば良いですし、以前と注意された内容が違うなら、新しく覚えれば良い、人によって指導の仕方が違うならすべて覚えてしまえばいいのです。
看護の仕事が好きになれない、患者様の死と向き合えないという人は、自分は看護師として向いていないのではなく、そういった職場に向いていないだけの可能性もあります。なぜ看護の仕事が好きになれないのでしょう?たとえば外科で働いているのなら、手術前後の看護が苦手なのでしょうか?内科やリハビリ科などゆっくり患者様と向き合える看護はどうなのでしょう?自分に聞いてみましょう。
このように、なぜ向いていないのかと自分と向き合うことで、少しずつ解決先は生まれてきます。
思い切って転職してみる
『看護師の仕事』と一口に言っても、看護師の働ける職場はかなりたくさんあります。病院で働きたくないのであれば企業や保育園、健診センターなど違う職場での働き方があります。今の職場での看護師は向いていないと思えば、別の職場での看護師としてなら働けるのか?と考えてみましょう。
思い切って転職してしまえば別の職場で看護師としての自分を好きになれるかもしれません。
看護師として働ける職場の例と働き方については≪こちら≫に詳しく書いていますので、参照してください。
転職サイトの利用
『私は看護師に向いていないかもしれない』と思う人は、転職を決めて転職サイトへ登録したら、まず担当者に相談しましょう。自分が看護師に向いていないと思っていること、どうしてそう思っているのかを伝えてみましょう。たとえば今の職場では看護師に向いていないと思うならば、別の職場で全く違う仕事を紹介してくれます。一人で悩んでいても解決しないことも、相談することで問題点が明確化し、簡単に解決に向かうことがあります。一人悩まずに担当者に頼ってみましょう。
また、相談する際に自分が看護師としてやってみたいことや、興味のある分野について伝えてみましょう。たとえば企業や治験センターなどでの仕事は、これって看護師の仕事なの?という仕事内容まであるため、自分がやってみたいと思うことがそこにあるかもしれません。自分にあった職場で『看護師』として働くためにしっかり担当者と相談しましょう。
(あかり)「先輩、実は私『看護師に向いてないんじゃないか・・・』ってたまに思うんです。でも、そこもしっかり受け止めて自分自身と向き合うことって大切なんですね。それに、看護師として働ける職場が病院だけじゃないって知ったので、これから先悩んだとしてもいろいろな働き方があるので心強いです。」
(先輩)「そうね。そして『自分は看護師に向いていない』って思っても、そんなことなかなか相談できないものなのよね。その点転職サイトの担当者は全く自分の職場に関係のない人といえるから、相談しやすいわよ。」