転職をするのかしないのか、気になる求人のどこに入職するのかなど、最終決定は自分です。担当者には相談したり疑問は解決してもらますが、いつどこに転職するのか・ほんとうにその病院(施設)で良いのかはしっかり自分と向き合って決定しましょう。
(あかり)「先輩、気になる求人に応募して面接、内定もらえた場合って『やっぱりやめます』なんてことできるんですか??」
(先輩)「できるわよ。その場合も担当に相談すること。どんなふうに相談したら良いのか、詳しく説明するわね。」
求人に応募したけれど、判断に迷ったら・・・
(あかり)「先輩、転職しようって決めて求人に応募するじゃないですか。面接受けて、内定もらって、でもやっぱり悩んでる・・・ってときは、どうしたら良いんですかね?そういう気持ちになるときってないですか?」
(先輩)「新しいことを始めたり、違う環境に飛び込もうとするのはとても勇気がいること。不安になるのは当たり前よね。そういうときもしっかり担当者に伝えなきゃだめよ」
まずは自分の気持ちを担当者に伝える
気になった求人の面接を受けて、内定をもらった。でも、よく考えたらやっぱりこの病院(施設)に転職するのは辞めておこうかな・・・?
ということもあります。
そういうときは、必ず担当者に相談しましょう。自分の今の気持ち、どうしていきたいのか、相談することで自分の気持ちを整理することができます。また、担当者も転職斡旋のプロです。何人もそういう人を見てきているので、どう対応するのかも心得ています。相談せず一人で悩むより、担当者に自分の気持ちをぶつけてみましょう。
なぜ迷っているのかを明確にする
吟味して選んだ求人。内定までもらってなぜ迷っているのか、自分を客観的に見て確認することが必要です。担当者への相談は自分の気持ちを言葉にし、はっきり伝えることでどうして迷っているのかはっきりわかることもあります。また、担当者は客観的に見てくれるので、悩みを解決してくれる助言をくれることもあります。
一つ一つ悩みを解決できれば、迷いが消えてまた転職に前向きになれるかもしれません。
内定が決まっていても辞退できる
もしも、担当者に相談してもやっぱりその病院(施設)に転職するのは辞めたい・・・。と思ったら辞退したい旨を担当者に伝えましょう。
相談を密にしていれば、担当者もきちんと気持ちをわかってくれます。病院側への辞退も担当者が代わって伝えてくれるので、気にする必要はありません。自分の将来に関することです。悩んだまま転職し、後悔するよりは、自分の気持ちと相談して最終決定は自分でするようにしましょう。
(先輩)「ただね、あまり何度も辞退はしない方が良いのはわかってるわよね?じっくり吟味した求人だからこそ、そんなに途中で投げ出すなんてことはないと思うけれど、なるべく辞退なんてしないようにしっかり自分の心と相談しながら求人を見ることが大切よ。」
(あかり)「そうですね、何度も辞退なんてなったら信用問題にかかわりますよね。私ならそんな人、病院に紹介したくありませんもの!求人情報はちゃんと確認して応募します!」
担当者に任せっぱなしの転職は失敗する?
いくら忙しいからといって、担当者に任せっきりの転職活動は辞めておきましょう。転職サイトの担当者もお仕事でやっています。自分の有利になる求人を紹介できるのなら、それを紹介してくるでしょう。担当者に都合の良い求人というのは、紹介料が高いということ。それは必然的に人気のない求人であり、何かしら悪いところのある求人なのです。担当者任せで転職決定してしまい、そんなところに入職してしまうと看護師として続くでしょうか?病院選びは担当者任せでも、転職するのかしないのか、求人内容の吟味と最終判断は今後の看護師人生のためにも自分ですることにしましょう。
(あかり)「私もめんどくさがりです・・・。でも確かに、自分で決定しなくて後悔するよりは少し時間を割いてでもちゃんと自分で求人を見比べて転職するかしないかの判断は自分ですることにします!だって、せっかく看護師になたんだもの!自分のやりがいのある仕事をやりたいです!!」
(先輩)「良いことね!もちろん、迷ったらすぐに担当者に相談することはわすれないでね。」